伊奈の綱火
祭名称 伊奈の綱火 (高岡流、小張小松流)
神社・寺院名称 高岡地区・愛宕神社
小張地区・愛宕神社
由 緒
祭内容

綱火は、神社境内に張り巡らした綱にぶら下げた人形を囃子にあわせて櫓から綱であやつる。仕掛花火もあり、夏の空に繰り広げるからくり花火。
地区の愛宕神社の祭礼の旧暦7月23日に火難を払い・五穀豊穣・家内安全を祈願して奉納されてきたもので、慶長年間に始まったという。最初は、綱に人形をぶら下げ綱であやつるものであったが、その後、人形にたいまつや提灯をつけ、また、花火を付けるようになった。
国指定重要無形民族文化財

注)似た内容の綱火に、水海道市大塚戸の「葛城流からくり綱火」がある。葛城流は、水海道市一言主神社の秋季例大祭(9月13日)に奉納され、江戸時代初期の万治2年(1659)に始まったとされる。古くは、花火祭・糸柄操(いとからくり)と呼ばれていた。
また、愛知県などにも「綱火」と呼ばれる花火がある。
開催場所
日 時
項 目 高岡流 小張松下流
繰り込み 手製の手筒花火を先頭に、馬鹿囃子を囃子ながら集落内を巡行し、神社への階段を一気に駆け上がり、手筒花火を社殿に吹きかける行事。
綱火の由来 「あやつり人形仕掛花火」「三本綱」ともいわれ、慶長年間(1596〜1615)に始まり、やめるとよくないことが起こるとの言い伝えから、今も続いているという。 「三本綱からくり花火」ともいい、戦国時代の慶長8年(1603)に小張城主となった松下石見守重綱が考案し、戦勝祝いなどで行われたのが始まりで、「小張松下流」の名前はこれに由来する。
今でも、江戸時代の火薬の調合書が残されているが、今は資格を持った人が花火工場を借りて作るという。
舞台装置 両派に微妙な違いはあるが、基本的には境内に長さ約10mの柱3本を立て、3本の大綱と数本の小綱を張り、傍らに作った櫓に陣取った10人以上の人たちが、笛や太鼓の囃子にあわせ、綱を渡る人形を操って芝居を演じる。人形や周りに仕掛けられた花火に次々と点火され一大ページェントを繰り広げる。
綱火の出し物 高岡丸の船遊び、花咲爺、浦島太郎などから3演目程度が演じられる。 大利根川の船遊び、三番叟、景清牢破り、安珍清姫、清正虎退治などから3演目程度が演じられる。
日 時 8月23日
・繰り込み:19.30〜
・綱火:20.00〜 10分程度の準備時間を挟んで1演目5〜10分
8月24日
・繰り込み:23日19.30〜
・綱火:20.00〜 10分程度の準備時間を挟んで1演目5〜10分
場 所
アクセス
・茨城県伊奈町高岡地区愛宕神社
・JR取手駅西口−(関東鉄道バス)−筑波GC・高波(みらい平駅)経由谷田部車庫行−高岡下車−徒歩約2分
要確認:関東鉄道取手営業所:0297-72-1109
浦賀の地図
G茨城県伊奈町小張地区愛宕地区

GJR取手駅西口−(関東鉄道バス)−茨城GC経由谷田部車庫行−愛宕下車−徒歩約2分

要確認:関東鉄道取手営業所:0297-72-1109
問い合わせ先 伊奈町役場 電話:伊奈町教育委員会:0297−58−2111 (役場代表)
 2005年の23日に行われる高岡流伊奈の綱火は、雨模様で中止かと思われたが、雨の合間を縫い行われたという。24日は、小張松下流が例年行われる神社ではなく、つくばエキスプレスの開通を祝って行われたみらい平駅前の開通祝賀イベント会場で行われ見物した。
 「繰り込み」は、両流とも23日に行われ、24日は「利根川の船遊び」「桃太郎の鬼ヶ島」「花咲爺」の出し物が行われ、大勢の見物人で賑わった。
 
 2005年は、開通祝賀イベント会場の裏手の広い暗い開発途中の広場で行われたが、例年行われる神社境内はより趣のある綱火が見られると思う。
つくばエキスプレス開通を祝う仕掛け花火 船に乗った人形が会場に張られた綱を渡る
綱火は、会場を横切る一筋の花火による「つくばエキスプレス・みらい平駅」の開通を祝う仕掛け花火の点火から始まる。 綱火は、3本の柱に張られた綱から人形などがぶら下がり、櫓から操作され綱を遊泳する。
特設櫓の上で10人以上が綱火を操る 船には花火が仕掛けられ、火花を撒きながら遊泳する
会場には櫓が設けられ、10人以上で綱火を操る。櫓には「重要無形民俗文化財指定 小張松下流綱火 後援:茨城県伊奈町役場、・・」と書かれた垂れ幕と幟が立つ。 演題は、「利根の川遊び」「桃太郎の鬼ヶ島」などで、絵の「利根の川遊び」は、2体の娘が屋根のついた船に乗り、花火に包まれながら、3本の柱に張られた綱を遊泳する。
ナイヤガラの滝の仕掛け花火 つくばエキスプレスの開通を祝う会場は人で賑わう
右の白い花火が船遊びの人形。人形が左の赤い花火のところへ近づくと点火され、最初赤い花火で、このすぐ後で白いナイヤガラ瀑布に変わる。
会場の配置は、正面に綱火を操る人が乗る櫓(上の2段目の絵)。その右手に「つくばエキスプレス・みらい平駅」の開通を祝う仕掛け花火(最上の絵)。左手が、上の絵のナイヤガラ瀑布の仕掛け花火。人形は、櫓の前を遊泳し、左手へ行き、仕掛け花火に点火する。
上演時間は、約10分間。
綱火の会場は、つくばエキスプレスのみらい平駅前に設けられた開通を祝うイベントの会場の裏手。メインステージでは、歌手による演歌大会などが行われ、大勢の人で賑わった。
みらい平駅の建物は、巨大。電車は、今はまだ、守谷からつくばまでは、1時間3〜6便で日中は4便、みらい平などの途中の駅は2〜3便、3便は朝と夕方の3時間帯だけ。守谷から秋葉原は、8〜17便、日中は8便と多い。
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