社団法人地域創造「地域伝統芸術等保存事業」として、房総の郷土芸能実行委員会・千葉県教育委員会・千葉県民俗芸能連絡協議会が主催して、2006年12月9日に、松戸市文化会館・森のホール21で開催された。
森のホール21は2000席もある大ホールで、多くの観客が日頃馴染みの少ない8つの民俗芸能を楽しんだ。 |
|
|
| おしゃらく踊り |
出演:鎌ヶ谷市おしゃらく踊り保存会 |
 |
 |
おしゃらく踊りは、化粧をして、派手な長襦袢やきれいな着物を着ておどることから「おしゃれ」がなまって「おしゃらく」になったといわれている。小津具として豆絞りの手拭い・扇を使い、摺り鉦と締太鼓・三味線の伴奏で「高砂」「木更津」などの唄に会わせて、手踊りする。
念仏講に由来する関東地方発祥の代表的な農村芸能の一つで、江戸中期以降、旅芸人などを介して流行し、幕末から明治にかけて盛行し、結婚式などの目出度い席で演じられた。
現在では、鎌ヶ谷市内の軽井沢地区のみに残り、敬老の日・秋祭りなどで演じられる。
鎌ヶ谷市指定無形民俗文化財。 |
|
|
| 古戸の里神楽 |
出演:古戸はやし連 |
 |
 |
我孫子市古戸地区に、約300年前の江戸時代より口伝などで伝えられてきた民俗芸能。毎年7月23日の古戸稲荷神社の祭礼奉納される。
里神楽は、笛と太鼓に合わせて獅子舞が舞う神楽舞いと面芝居で、面芝居は近県では静岡県の一部にしかないといわれている。
当日の演目は、「大蛇退治」。 |
|
|
| 古戸の里神楽 |
出演:古戸はやし連 |
 |
 |
手賀ばやしは、毎年7月第1日曜日に、手賀地区の夏祭りの「アンバ様」で奉納される囃子。
囃子方は、長胴太鼓(大太鼓)・2締太鼓(付け太鼓)・鉦・笛・大拍子で、曲目は、本来、おはやし・ニンバ・カマクラ・シチョウメン・ショウデンの5曲であったが、現在は、おはやし・ニンバ・カマクラの3曲が演奏される。
曲に合わせて、おはやしではシシとキツネ、ニンバでは道化(ひょっとこ)や岡目(おかめ)が舞う。ニンバの前には、三番叟と式三番を舞う。三番叟は、翁が剣と鈴を持ち、黒式尉が剣と扇を持って悪を追い払う舞いを舞う。式三番は祝いの舞いで、作男が福を袂で掬い上げて担ぐ所作。続いて舞うニンバは道化と岡目がリズミカルに、カマクラはシシが眠りにつくときの状況を表すというゆっくりとしたテンポで舞う。
手賀はやし保存会と東手賀小学校の生徒が伝統を継承している。 |
|
|
| 野田のばっぱか獅子舞 |
出演:バッパカ獅子舞保存会 |
 |
 |
元禄6年(1693)に武蔵国西新方領下間久里村(現越谷市下間久里)から伝えられ、元禄4・6年に大流行した疫病の厄除けとして村の氏神の清水村八幡神社に奉納されたとされる。
古くは、「子ササラ舞」といわれていたが、その後、腹部の太鼓の音が「バッパカ・バッパカ」と聞こえることから、「バッパカ獅子舞」と呼ばれるようになった。
獅子舞は、居合術と棒剣術を伴う昔からの形式を残す、数少ない貴重な獅子舞である。
毎年、7月24日に行われる清水地区の八幡神社の祭礼で、「巣隠の舞」「宮詣の舞」「出羽の舞」などの獅子舞と18型の居合術、8型の棒術の幾つかが奉納される。
昭和41年千葉県指定無形民俗芸能。 |
|
|
| 浦安のお酒落踊り |
出演:浦安お酒落保存会 |
 |
 |
一般に、下総地区に伝わっているお酒落は、女性が中心の「踊り子」と2〜3の三味線と鉦、太鼓を叩きながら歌う「下座」で構成される。かっては盛んに行われていたが、現在では保存会により受け継がれている。
昭和49年千葉県指定無形民俗芸能。 |
|
|
| 篠籠田の獅子舞 |
出演:しこだ三匹獅子舞保存会 |
 |
 |
| 〔伝統行事・民俗芸能→獅子舞→篠籠田の三匹獅子舞〕参照。 |
|
|
| 松戸の万作踊り |
出演:万作踊り松戸保存会 |
万作踊りは、関東一円に分布した民俗芸能で、江戸時代に門付けや大道芸能、代理参詣・祈願の修行や水垢離などをした乞食僧の願人坊主などの芸能を取り入れた手踊りで、松戸保存会では、4種類の高砂・木更津・飴屋・3種類の段物を演じている。
後継者を育成し、保存に力を入れているという。
千葉県指定民俗無形文化財。 |
|