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平成20年度の山車サミットが、6月7日に佐原の大祭が行われる香取市で行われた。山車サミットとは俗称で、正式には「平成20年度 全国山・鉾・屋台保存連合会総会(以下、総会という)」、「平成20年度祭屋台等製作修理技術者会初級研修会(以下、研修会という)」、「平成20年度全国 山・鉾・屋台保存連合会交流会(以下、交流会という)」をいう。
今までは、会員以外も総会を聴講できたというが、香取では、一般人は閉め出されたため、山車サミットの内容は正確にはわからないが、おおよそ次のことであったらしい。
総会は、祭りや山・鉾・屋台などの保存会や教育委員会などが会員で、昭和54年に高山市で行われて以来今年で30回を数えている。当初は、参加団体数も5団体と少なく、高山市・京都市・秩父市・高岡市の4市で持ち回りで開催されていたが、19年度は技術系の団体などを含め、59団体になっている。
「総会」は、13.30から始まり、連合会顧問の植木行宣氏、文化庁文化財管理指導管・鈴木修二氏など来賓はじめ、200人前後が参加し、関係者のあいさつ、事業・会計報告や事業・予算の審議、役員改選、近状報告などが行われた。次回は犬山市で行われることになったという。
「研修会」は、屋台などの製作・修理にたずさわる個人が会員で、漆・彫刻・繊維・木工・人形などの100人以上の技術者が参加している。当日は、15.00から来賓のあいさつや佐原山車行事伝承保存会の山本一実氏と連合会顧問の植木行宣氏の講演が行われ、その後、会場前に並んだ3台の山車によるパーフォーマンスを見学したという。
「交流会」は、明治に建築された与倉屋の大きな倉庫(注)で山車サミット参加者など関係者で行われ、全国山・鉾・屋台保存連合会会長の内田全一氏や来賓の挨拶、来賓紹介、鏡割り、乾杯などのあと、立食形式で歓談が和やかに行われた。
この間、佐原の大祭・八坂神社の祇園祭・諏訪神社の秋祭りの山車のうち21台(内3台は会場前でのパーフォーマンス後)が小野川沿いに集まり、佐原囃子を奏で踊りが披露された。町は、祭り日和に恵まれ、祭りの日々と同じように多くの人出で賑わった。
注1)与倉屋:明治初期に酒醸造業を営み、戦前までは後醤油醸造業を、その後、昭和30年頃まで製粉業を、現在は倉庫業を営んでおり、現在残る店舗は明治初期、土蔵は明治22年に建造された。 |
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山車サミットが行われた佐原中央公民館(右絵のレンガ色の建物)の前の駐車場へ入場する山車。3台が入る。
いつ見ても豪快な旋回は見所。 |
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2階から見る機会を頂き、見慣れた山車と違う角度から見ることができた。
八坂神社の祇園祭(夏祭り)に出る町民手作りの鯉・鷹の飾り物は、鯉は麦わら、鷹は稻わら、また、色の違う部分は真菰・まこもで作るという。2階から間近に見ることができ、鯉の鱗、鷹の羽など非常に細かい細工で作られていることが見て取れた。 |
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太い丸柱が立ち並ぶ広い開場の与倉屋大倉庫で行われた交流会は、関係者のあいさつなどのあと、立食形式で歓談が和やかに行われた。しかし、「和やかに」との表現に抵抗を感じるほど参加者の祭りに対する熱意がひしひしと感じられる雰囲気であった。
余興に、会場内に置かれた古い山車に乗った囃子手による佐原囃子の演奏や綺麗どころによる地踊りが披露された。 |
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| たまたま、山車を見物した部屋で、交流会で披露される地踊りの綺麗どころの直前の練習が、85才の師匠のもと熱心に行われた。 |
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