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日本の国花として定められている桜は、園芸品種がいろいろあるが、ソメイヨシノ(染井吉野)に代表される自然に溶け込む淡い紅色やパット咲いて・パット散る(注)性質などから多くの国民に愛されている花である。
桜は、花を愛でるだけでなく、その香りを楽しむ葉を使った桜餅、塩漬けにした花を湯に浸した花茶、果物のダイヤモンドともいわれるサクランボなどをはじめ、皮は漢方処方の十味敗毒湯(ボクソクの代用)に使われたり、皮を張り付けた茶筒や木工民芸品など、また、幹は銘木として床の間の柱などに数多く利用されている。
このように日本人に馴染みの深い桜の花の名所は、全国に数多くある。関東では、東京都の千鳥が淵公園・新宿御苑・上野恩賜公園・多摩湖など、また、千葉県では、あけぼの山公園(柏市布施)・清水公園(野田市)・千葉市泉自然公園(千葉市)・茂原公園(茂原市)などがあるが、身近な我孫子市にも、神社寺院や小中学校、公園などに、古木や銘木は少ないようであるが、一カ所で多くの本数を見ることができる。
我孫子市で桜が植わっているところは、全市で約190カ所、総本数は約3500本もあるという。一カ所に20〜40本が植えられているところは、下の地図のとおりである。
(参考資料:我孫子の景観を育てる会発行「我孫子のさくらマップ」)
注)「パット咲いて・パット散る」というと、弱々しいように感じるが、実際は満開時でも時期がこないと「春疾風(はるはやて)」ともいわれる30m/h以上もの強風や豪雨にも花片の1枚も散らさず持ちこたえる強靱さを持つ。しかし、時期がくるとそよ風でも花吹雪となって一斉に散る、「パット咲いて・ねばって・パット散る」ということであろう。どこかの首相のようでもある。
「ねばる」に最適な文言はないでしょうか。 |
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遊歩道の桜
水の館前から手賀大橋を望む。 |
遊歩道の桜
手賀沼公園から五本松下広場までの手賀沼遊歩道の沿道は、桜並木である。
ソメイヨシノが多いが、八重さくらやしだれさくらなどいろいろな種類が見られる。手賀沼公園から手賀大橋までには、かなり太い木が多い。手賀大橋から五本松下広場までは、木も若いが、普段でも風が強く、台風の風ももろに当たるために、育ちが悪いようである。 |
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手賀沼公園の桜
比較的若く、巨木や古い木はないが、芝生の上でゆったりと眺め楽しめる。 |
電研の桜
かって浅庭−栄ルートであった国道6号線が、バイバスとしてここへ移ったために、電力中央研究所の敷地は分断された。所内にあった桜は、6号線沿いに植え直された。6号線の両側が電研。かなりの古木・大木が多いが、残念ながら柵越しでしか見られない。 |
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桜餅:関東風、関西風がある。関東風は、8代将軍徳川吉宗の享保2年(1717)に、銚子から江戸に出た山本新六が、隅田川土手で集め塩漬けにした桜の葉で、薄い小麦粉の皮に餡を包んだ桜餅を考案し、向島の名跡で桜の名所であった長命寺の門前で売り始めた。折りからの花見ブームに乗って大当たりした。「長明寺桜餅」といわれ、現在の関東風の桜餅のスタイルで、「向島・長命寺・桜もち」などがある。
関西風は、「道明寺」ともいわれ、粗くひいた道明寺粉(もち米の糒を臼で荒くひいた粉)で作った餅で餡を包んだもの。 |
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Page Last Updated 2006.4.1
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