2008赤坂春まつり 赤坂氷川山車の展示・巡行
 「2008赤坂春まつり」が開催された。今年は、新しくTBSの新社屋「Bizタワー」が竣工し、メトロ赤坂駅周辺は変わった。この赤坂春まつりの催しの一つとして、昨年「NPO赤坂氷川山車保存会」により修復復元された赤坂氷川山車の翁山車が順行・展示された。
 山車は、3月28日に神社から巡行して、分解してBizタワー1Fロビーに展示された。そして、4月5日に組立、6日にBizタワー前のサカス広場で出発式が行われ、神社へ帰った。4月5日の組立と6日の出発式を見た。
 今年の翁山車の人形は、昨年の「翁と千歳の二人立」ではなく、源 頼義を載せて参加した。一つの山車に複数の人形を載せる例は、とちぎ秋まつりの天照大神・劉備玄徳、日本武尊・関羽 雲長、素戔嗚尊・張飛翼徳があるが少なく、今回、人形により山車の印象が大きく変わって見えることを実感した。しかし、どちらの人形が載っても、39階もあるBizタワーにも負けない堂々とした山車にほれぼれと見とれた。
6日は、Bizタワーの下のサカス広場に置かれた山車の前で、区長や保存会会長などによる挨拶や頭などによる手締めなどにより出発式が行われた。式は、5人もの赤坂芸者が華を添え、華やいだ雰囲気のなかで行われたあと、神幸祭さながらに、猿田彦や手古舞、神社旗など300人もが行列を組んで神社へ巡行した。
今年の山車の人形は、昨年の翁と千歳の二人立ではなく、源 頼義が載った。四方幕・下幕は、昨年の翁に因んだ鶴亀でなく、下幕は頼義の人形が載っていた「裏伝馬町会」の名前を刺繍した幕を張り、四方幕は「弓で岩を突くとそこから清水が涌き出し、軍を立て直すことができ勝利した」ことに因むと思われる「岩と怒濤」のデザインの幕ではなく、翁人形が載っていたときの鶴のデザインのものであった。四方幕は上枠の寸法に合わなかったのだろう。
源 頼義の人形が載る山車
区長などの挨拶による出発式
頭の手締め 赤坂の綺麗どころも華を添えた
39階建てのBizタワーの下を行く、猿田彦 39階建てのBizタワーの下を行く、赤坂の綺麗どころ 39階建てのBizタワーの下を行く、源 頼義の人形が載る赤坂氷川神社の山車
39階建てのBizタワーの下を行く、猿田彦・赤坂の綺麗どころ・源 頼義の人形が載る赤坂氷川神社の山車。
山車はユニット構造になっており、分解組立が簡単にできる Bizタワーの入り口は低いため分解して出し入れする
展示会場のBizタワー1Fロビーは、入り口が低いため、山車は分解して出し入れされた。お陰で人形を間近に見たり、組立も見ることができた。
山車は、分解組立がしやすいように、ユニット構造になっており、小型のクレーンを使って比較的簡単に分解組立できるという。人形は、弘化3年(1846)作、明治38年(1905)に久月で修復されたもので、兜や鎧の金具は、精緻な彫金加工が施されている。作者不詳。
重そうな兜 への字に結んだ口元、八の字髭など武将らしい雰囲気の人形 精緻な彫金加工が施された籠手
  
This Page Since the 10 of April 2008 go