| 見 所 |
●幣台
p飾り
幣台の周りは、注連縄や金糸銀糸の天幕が張りめぐらされており、これは幣台が「宮座」を表しているからだと言われている。
「宮座」とは、部落の祭祀組織で、特定の家に属する者、または氏子の一定年齢に達した男子(女子を含む所もある)によって構成され、順番に定められた頭屋(とうや)が中心となり祭祀を行うことで、中世、畿内に多かったとされる。いわれを思い出しながら幣台を見ると感慨深い。
p人形
神話の神様や時代の英雄を模した4〜5mの人形が飾られている。この人形は、江戸時代〜大正時代の名人の人形師により作られたものや町内の人たちが麦・稲藁で作った鯉や鷹などの人形もあり、どれも非常に大きく、また精巧に作られており見応えがある。
p彫刻
幣台のいたる所に欅材の彫刻がはめ込まれている。彫刻は、彩色はされていないが、龍・獅子・花鳥や日本・中国の故事にのっとったもので見所。特に上部高欄下部の彫刻は、見応えのあるものが多い。
p車輪
佐原の幣台には、方向転換のための換向装置はなく、方向転換は、無理に車輪を滑らせて回る。そのために車輪は、径に比べて厚みが厚く、またシャフトも太く丈夫にできている。
●古い町並みを曳廻される幣台、曲曳き
p小野川沿いの柳と文化庁指定の「重要伝統的建造物群保存地区」に立ち並ぶ古い建物を縫って曳かれる幣台は、風情がある。
p3年毎に行われる年番制による年番引継には、幣台引継の行事と全幣台が揃って町内を練り歩く。
p辻々で行われる旋回は、一瞬の勝負であるが曳き手の呼吸の合った一心不乱な姿は見事。また、「のの字廻し」は、祭りの醍醐味であり、見ているだけで日頃のストレスが解消する。
●佐原市は、利根川に隣接した町で、河畔には無料大駐車場が完備し、駐車場から町へは、利根川へ流れ込む小野川にシャトル舟(有料)が運航されており、舟から町並みや山車が見られる。
●佐原踊り
多くの若連により総踊りが行われる。
●「にぎわい広場」「ふるさとテント村」が設けられ、土産品などが買える。
●駅前などで「祭り案内パンフレット」が貰える。
●「伊能忠敬旧邸・記念館」、「中村乾物店などの古い建物」、「水郷佐原山車会館」、「佐原市立水生植物園」、「千葉県立大利根博物館」、「香取神社」などもあり、常時見学できる。 |
●佐原の大祭の幣台・祭りは、エネルギーに満ちあふれた祭りで、佐原囃子に乗って踊る手踊りもヤングギャルの熱気がムンムンしている。
●アクセスは、時間帯によっては20〜30分に1本程度の電車しかなく、また成田で乗り換える場合には、行く先を間違わないようにしないと無駄な時間がかかってしまうので注意が必要。(反省を込めて)
●シラケムードの今時、茶髪の若い衆が一致団結して幣台を曳く姿を見ると、このような祭りがある限り日本はまだまだ大丈夫だと感じる。 |
| ●見所時間:7月10日以降の金・土・日曜日の3日間。 |
| 内 容 |
金曜日 |
土曜日 |
日曜日 |
| 山車巡行 |
10.00〜
(町内乱曳き) |
12.00頃〜
(10台揃い曳き) |
10.00〜
(町内乱曳き) |
| 山車整列 |
17.00〜
(山村会館前) |
11.00頃〜
(八坂神社裏)
17.00〜
(三菱館前) |
10.00〜 |
| のの字廻し |
18.30頃〜
(山村会館前) |
− |
− |
| 小野川惣町総踊り |
19.30頃〜 |
− |
− |
| サッパ舟で佐原囃子 |
− |
15.00〜 |
15.00〜 |
| 佐原囃子・手踊り |
随時
(にぎわい広場) |
− |
随時
(にぎわい広場) |
| 年番引継ぎ |
− |
18.20頃
(三菱館前) |
− |
| 神輿渡御 |
− |
− |
12.00〜20.00 |
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注1)表は、2003年のもの。
2)八坂神社境内「水郷佐原山車会館」で、2台の山車を常時展示。 |